2月16日(土)、午後6時から東京都品川区大崎の南部労政会館第6会議室にて、
NPOシニアジョブ(理事長勅使河原達也)の主催するセミナーが開催された。
セミナーでは、株式会社シニアコミュニケーション取締役小木曽 大志氏が、
豊かな経験を積み重ねたシニアが「知的生産者」としてその知見を発揮できる
社会の構築、また本物を見る目を持つ「熟練消費者」として消費マーケットを
索引していくような社会の仕組みづくりを実践し、 「新しい大人文化」を
創出することを目的にシニアマーケットに特化して事業拡大している株式会社
シニアコミュニケーションのMASTER事業を紹介した。
セミナーに先立ち、勅使河原理事長よりNPOシニアジョブの設立経緯及びNPOシ
ニアジョブのミッションである、シニアの専門知識、技術、経験を社会に再還
元する活動について説明があった。多くのシニアが定年退職後に働く場がなく
実務で培った知識、技術、経験を伝承する機会もなく貴重な個人資産が日本社
会から消失している。これは、技術立国日本にとって大きな損失であり、シニ
アの経済的自立をも阻害している。
日本は2年後の2010年には、60歳以上の高齢者は総人口の約3分の1と
なり47年後の2055年には総人口の50%を占める世界に類を見ない高齢
社会を迎える。このような社会状況下で、シニアが経済的に自立することが不
可欠である。NPOシニアジョブは、再就職、嘱託、パート、人材派遣といった
現在の働き方にとらわれずに、自身の専門知識で企業から業務を請け負う独立
事業主(インディペンデント・コントラクター/IC)という新しい働き方をシ
ニアに提言し、半働半遊のシニアライフを確立することを支援していると熱く
語った。
小木曽 大志氏によるセミナーのあと、勅使河原氏と小木曽氏の対談がありシ
ニア層の求人には企業側もより具体的な提示が必要であり、シニアも自身の
スキルを把握し積極的に行動する必要があるなどシニアへの提言があり、参
加者からも質問があるなど会場は熱気につつまれた。
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