どんな診断の種類があるの?
木造住宅耐震診断は、国土交通省住宅局監修の元で日本建築防災協会が作成した、「木造住宅の耐震診断と補強方法」(改訂版)が公的な方法で、これは 【誰でもできるわが家の耐震診断】【一般診断】【精密診断】の3ステップがあります。
【誰でもできるわが家の耐震診断】
一般の住宅の所有者、居住者向けに自ら診断することにより耐震に関する意識の向上、 耐震知識の習得が可能なように作られたものです。
対象建物は平屋・2階建ての木造住宅(併用を含む)で在来軸組構法、枠組壁工法のものです。
10項目の問診方式で、その総合評点を3段階に分けて、判定します。
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/wagayare/taisin_flash.htmlここをチェック!
【一般診断】
精密診断が必要か否かを見極めるため。即ち、耐震補強の要否をスクリーニングすることを主目的としたものです。
対象建物は、3階建てまでの在来軸組構法 、枠組壁工法 、伝統構法 のもの及び1階部分が鉄筋コンクリートまたは鉄骨造の混構造の木造部分です。
検査方法は現地調査で非破壊検査が原則です。即ち、目視による外観調査と内観調査の他、点検口等からの床下および天井裏の調査も行います。
【精密診断】
耐震補強の要否の最終判断、補強計画の立案、あるいは補強後の耐震検証を主目的としたものです。
対象建物は、3階建てまでの在来軸組構法、枠組壁工法、伝統構法のもの及び1階部分が鉄筋コンクリートまたは鉄骨造の混構造の木造部分です。
検査方法は現地調査で最低限度の破壊検査が必要な場合があります。特に、部材の接合部の状態確認が必要条件になります。
診断の計算方法が細分化されており、@保有耐力診断法、A保有水平耐力計算による方法、B限界耐力計算による方法、C時刻歴応答解析による方法、がありますが@が多用されています。

在来軸組構法」:日本でもっとも伝統的な木造建築の建築方法で、土台・柱・梁・筋交いなど、木の
                      軸を組み立てて建物を支える工法。
枠組壁工法」:=「ツーバイフォー」
伝統構法」:日本の伝統的な構法で独立基礎に直接柱たて、木材加工を中心に組み立てる。
                                                                                                          >>>NEXT